モチベーションとデロリアン。

10/12に秋田市文化創造館で「市民団体を語るバー」というイベントを行った。

事の発端は、豊島春香さんからのお誘い。
会社員をしながら「ももふく」というフリーペーパーを発行している方で、秋田県の若者支援プラットフォーム「あなたラボ」内で知り合った。7月には「性とジェンダーのお話会」というイベントにもゲスト出演していただいた。
同じく「市民団体」の代表(自分はなりゆきだけど)をしているということで、抱えている悩みを話そう!というわけだ。

どうやってモチベーションを維持しているか。
そんな話題になって、あらためて自分自身を振り返ってみた。

そもそもラジオ配信(youtube配信)を始めたのには、根底に怒りや憤りがあった。
二年ほど前はブラック企業で精神をやられていた頃(辞めて引っ越しを終えたぐらい)で、かなり追い詰められていた気がする
。退職後に未払い残業代の申請をしたところ、社長は弁護士を三人立てて徹底抗戦の構えをとってきた。労働連合や法テラスに相談したが、結局は「時間とお金の無駄」という説得をされ、戦うのはやめにした。

その時に、元『クローズアップ現代』キャスターの国谷裕子さんの著作を読んだ。
そこにあった「暗いつぶやきを拾うのがキャスターの役割」という言葉に思いっきり感化されて、そのままラジオのコンセプトにした。

地方都市にある暗いつぶやきをひろう。というのは、
苦しい状況にある人間が「いる」ということを可視化する……ということだと自分なりに解釈した。

そういえば、いつかtrunkの取材の時に記者さんに冗談で話したことがあった。

(遠い目をして)「あの日、会社の隅っこで絶望していた自分を……助けに行きたいんですよね」

その時はウケを狙ったのだが(あんまウケなかった)、それはちょっとだけ本音でもある。
映画【バック・トゥ・ザ・フューチャー】さながらにタイムマシンに乗って過去の自分に会いに行き、声をかけてやりたい。

「ウチと同じことはどこでもやってる」「ここでダメならお前はどこでも通用しない」
地元に帰ってから最初に勤めた会社でそう言われたら、だいぶきつい。
同時期に「アパートの前に生ごみを定期的に捨てられる事件」も勃発したので、さらにきつい(なので引っ越した。無職で)

そういうきつい想い、自分のような想いをする人を減らしたい。
その上で、ゆるいつながりをつくって、生き延びるために連帯していきたい。

それがモチベーションかもしれないと、書きながら思ったのでした。


そのイベントの「延長戦」配信です。

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